京セラが次世代型リチウムイオン電池 原材料費3割減 (2019/06/21)

京セラは、次世代型リチウムイオン電池を開発したと報じていました。電極の間の電解液を電極に練り込んで粘土状にする技術を開発したそうです。

液体としての電解液がゼロになったのかどうかはこの記事からはわかりませんでしたが、その結果、周辺部品も含めて原材料費が3割減り、製造工程が簡素化し、発火リスクもより低くなるのですから、コストも相当下がるのではないかと考えられます。

早ければ2020年度中に、固定価格買い取り制度が終了する卒FIT住宅や工場向けの蓄電池の量産に乗り出すということですが、電気自動車に積載されるリチウムイオン電池にも応用されれば、それ相応のコストダウンに結びつき、電気自動車の課題の一つである車両コストの低減にも大いに貢献しそうです。
(加筆)
全固体電池に勝る「厚塗り」の新型LIB、京セラが2020年にも量産へ(2019/06/27)

この記事によると、原材料費は既存の4割ほど、製造工程を1/3、容量密度を向上できるそうです。

また、このブログのタイトルを適当に「「半」固体電池?」などと付けましたが、この新型リチウムイオン電池を京セラ自身「半固体(semi-solid)型」と呼んでいるそうです。
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(画像:京セラの蓄電システムHPより)