ヤマト、独DHLとEV開発 女性宅配員らの負担減(2019/3/25)

ヤマトホールディングスがドイツポストDHLグループと、女性でも荷物の出し入れが容易な荷台を持つ電気自動車を共同開発し、2019年秋をめどに首都圏で500台を導入すると報道していました。

昨年6月に国産よりも日本サイズ? ドイツ製小型EVをヤマト便テストか 宅配業界にもEVの波!?(2018/06/25)という記事がありましたが、その後のテスト運用の結果、採用されることになったようです。

6月の記事には、「航続距離はハイパワー版(40kWh)で236km」とありましたが、今回の記事には「車両は6~7時間の充電で約100キロメートル」とありますから、価格を安くするためや日本の短い距離を配達する環境を考えて、電池容量を少なくしているのかもしれません。(日本の200V普通充電だと7時間で21kWh)

ドイツポストの配送用「自家製EV」を試し乗り (2017/06/14) の仕様によると、一充電走行距離は80kmでしたから、2年の間に進化したのかもしれません。(製造子会社:The StreetScooter)

他にも記事中にヤマトは「中型トラックも含めて現在、約4万台ある集配車を積極的にEVに切り替える方針」とあります。また、昨年6月にNTTもグローバルで競争力強化、国内車両をEV化 NTT社長(2018/06/26)で2025年までに約5500台をEVにとありました。

過去にもこのような計画はいろいろありましたが、なかなか実現してきませんでしたから、今回こそはCO2の削減に向けて計画を完遂してほしいものです。
  • 2008年には郵便局で全車をEVにという計画
  • ヤマト軽商用電気自動車の集配実証走行試験の開始について(2010/10/14)
  • 軽商用電気自動車「MINICAB‐MiEV」 100台発注を決定(2011/05/17)
  • ヤマト運輸、トヨタ、日野が協力して電動(EV)小型トラックの実証運行を開始-集配業務の効率向上とCO2排出量のさらなる削減を目指して-(2013/03/01)
  • 自動運転社会を見据えた次世代物流サービスの実現をめざす「ロボネコヤマト」プロジェクト4月17日より藤沢市の限定エリアにて実用実験を開始(2017/04/16)

ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターとヤマト運輸が日本初の宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発 安全性・操作性・作業性に優れ、普通免許でも乗務可能なコンパクトサイズで働きやすさを追求 ~2019年度中に500台導入、秋から順次稼働~(PDF:528KB)


日本郵便、ガソリン 1,200台の電気自動車への切り替え
日本郵便は配達に電気自動車を19年11月に200台、 2020年2月に200台、4月以降に800台と合計1200台導入すると発表していました。

日経には「今後は全国の配送車を順次EVに切り替える方針」とも書いていますが、取材時に担当者から聞いたことなのでしょう。プレスリリースにはありません。上のあるように元もとの計画は2008年なのですから、実現に11年かかったことになります。今度こそ実行してほしいものです。

日経には、
2016年3月に製造を中止している三菱の「軽トラックタイプ」を導入するともありますが、日本郵便のプレスリリースには、「ミニキャブ・ミーブバン」とあるので記載ミスです。

日本郵便の集配用車両に、三菱自動車の電気自動車を納入(2019/03/26)
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(画像:採用されるミニキャブ・ミーブ。三菱のHPより引用)